中上は追い上げて5位
第15戦ポルトガルGP決勝
地元ポルトガルで圧勝を果たしたミゲール・オリベイラ(KTM)(AP=共同)
地元ポルトガルで圧勝を果たしたミゲール・オリベイラ(KTM)(AP=共同)
 オートバイのロードレース世界選手権(WGP)最終戦となる第15戦ポルトガルGPは22日、ポルティマンで決勝が行なわれ、最高峰のモトGPクラスは地元のミゲール・オリベイラ(KTM)がポール・トゥ・ウィンで今季2回目の優勝を飾った。日本の中上貴晶(ホンダ)は5位に入った。

 初開催のコースということもあり、ポール・ポジションを獲得した地元のオリベイラが決勝でも序盤から飛び出し、独走体制に入る。後方ではフランコ・モルビデリ(ヤマハ)とジャック・ミラー(ドゥカティ)による激しい2位争い。さらに、今季限りでモトGPを離れるカル・クラッチロー(ホンダ)が4番手で力走を見せるが、徐々に前方との差が開き始める。オリベイラは、終盤を迎えても快調なペースでラップを刻み続け、後続を全く寄せ付けないまま第5戦に続く今季2回目の優勝を手中にした。3.193秒遅れの2位には最終周回のバトルを制したミラーが入り、3位にモルビデリが続いた。

 この結果、前戦でチャンピオンを決定したジョアン・ミル(スズキ)に続くランキング2位はモルビデリ、同3位がアレックス・リンス(スズキ)となった。

 日本の中上は、11番手スタートながら着実に前のライダーを捉えて順位を上げていく。最後は、長く競り合ったアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)を突き放し、トップと13.318秒差の5位。年間ランキング10位でシーズンを終えた(共同通信デジタル)