坪井が今季2勝目
スーパーフォーミュラ第7戦決勝
 全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦となる第7戦は20日、静岡県の富士スピードウェイで決勝が行なわれ、山本尚貴(ダンディライアン)が2年ぶり3度目の年間チャンピオンに輝いた。優勝は坪井翔(セルモ・インギング)だった。

 年間王座を争う山本と平川亮(インパル)が同ポイントで並んで迎えた最終戦。40周のレースは、2番グリッドの坪井が好スタートからトップに立って主導権を握る。一方、山本は4番手に付け、その背後をピタリと平川がマークする。上位勢は大きな動きのないまま規定のタイヤ交換を済ませて後半戦へ。30周目、条件は厳しいながらも逆転チャンピオンの可能性があった野尻智紀(無限)がトラブルでマシンを止めて脱落。そしてもう1人、逆転チャンピオンの可能性を残すニック・キャシディ(トムス)は唯一、タイヤ交換を終盤に回す戦略を採用して20番手スタートから大きく挽回。31周目のピットを終えて4番手まで浮上するも、残り10周ではそれ以上の追い上げはならず。結局、坪井が最後までトップを守って逃げ切り、第2戦以来の今季2勝目を挙げた。0.687秒差の2位には後半にキレのある走りで上昇した大湯都史樹(ナカジマ)が入り、3位に松下信治(B−Max)が続いた。

 チャンピオン争いは、山本がクレバーな走りで平川の先行を許さず、5位を守ってフィニッシュ。今回6位の平川を2ポイント上回り、2018年以来通算3度目のチャンピオンに輝いた(共同通信デジタル)