WRC初戦で優勝したトヨタのセバスチャン・オジェ(右)ら=トヨタ自動車提供<br />
WRC初戦で優勝したトヨタのセバスチャン・オジェ(右)ら=トヨタ自動車提供
 ラリー競技の最高峰、世界ラリー選手権(WRC)の今季初戦「ラリー・モンテカルロ」が19〜22日、モナコなどで開かれ、トヨタのセバスチャン・オジェ(フランス)が優勝した。オジェは9度目のモンテカルロ制覇となり、単独最多の快挙。トヨタ勢は昨年総合優勝のカッレ・ロバンペラ(フィンランド)が2位に入り、最高のスタートを切った。

 モナコを起点に、フランス南部の山岳地帯に設けられた延べ18コースでタイムアタックし、その合計タイムで勝敗を競った。初日から首位に立ったオジェは、安定した走りで4日間トップの座を守り抜いた。愛知県長久手市出身の勝田貴元は6位だった。

 オジェは「勝つことは常に特別なこと。優勝の喜びを満喫したい」、豊田章男社長は「チームは短いオフの間にも車両のアップデートを積み重ね、初戦に臨んでくれた。チームとして気持ちの良いシーズンスタートになった」とそれぞれ喜びをコメントした。

 WRCは欧州を中心に各地を転戦し、日本大会「ラリージャパン」までの13戦で年間王者を決める。トップカテゴリーにはトヨタのほか、現代自動車、フォードが参戦している。

 (酒井博章)