日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は22日のオンライン定例会見で、今秋に予定していた「東京モーターショー」の開催を中止すると発表した。新型コロナの感染再拡大を考慮し、来場者の安全安心を確保することが難しいと判断した。1954年の第1回以降、中止となるのは初めて。

 東京モーターショーは2年に1度開かれる自動車の祭典で、2019年の前回開催時には約130万人が来場していた。車を中心とする従来の展示から、他業界の企業も招き、未来の乗り物を示す形に変えて人気を集めた。豊田会長は「(オンライン形式ではなく)リアルの開催を予定していたが、中止と決定した」と語った。