今年初めて公の場に姿を見せた豊田章男社長
今年初めて公の場に姿を見せた豊田章男社長
 世界最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2023」が13日、千葉市の幕張メッセで開幕した。41回目を迎える今回は3年ぶりに入場制限を大幅に緩和。初日から多くの観客でにぎわった。大手メーカーなどのイベントも盛りだくさんで、トヨタ自動車の豊田章男社長(66)は今年初めて公の場に顔を見せた。ホンダはスーパーGTを戦うNSX─GTの後継車両「シビック・タイプR─GTコンセプト」を初披露し、注目を集めた。15日まで開催される。 (ペン&カメラ=明村馨)

豊田章男社長 「ハチロク」兄弟コンバートEV披露

 トヨタガズーレーシングのブースには豊田章男社長が登場した。新型コロナの陽性反応が出て、5日に行われた経済界の新年祝賀会を欠席。「ご心配をかけましたが、ご安心ください。私はこれでようやく年が明けました」と笑顔であいさつ。「コンバートEV(エンジン車を改造した電気自動車)に将来があるかもしれない」とカーボンニュートラルへの思いを力説するとともに、1983年発売のガソリンエンジンの旧車「スプリンタートレノ」を水素エンジン車に、「カローラレビン」をEVに改造した2種のコンセプトカーを披露した。両車は兄弟車で、自動車ファンの間では「ハチロク」の愛称で親しまれている。