トヨタ自動車は13日、同社初の量産電気自動車(EV)「bZ4X」=写真=の一般販売を始めた。国内ではこれまで定額利用サービス「KINTO」やリースに絞ってきた。装備を絞り、価格を550万円に抑えたグレードを設けたほか、低気温時の充電時間を短くするなど改良も加えた。電池が劣化すると「中古で売りにくくなる」との不安を解消するため販売ルートを限定してきたが、所有して乗りたいという需要にも対応し、底上げを図る。