トヨタ自動車は10日、2021年3月期連結決算の業績予想を上方修正し、売上高を昨年11月時点の26兆円から26兆5千億円、純利益を1兆4200億円から1兆9千億円にそれぞれ引き上げた。2四半期連続の上方修正となり、回復が顕著となった。

 本業のもうけを示す営業利益の予想も前回の1兆3千億円から2兆円に引き上げた。前期比では昨年の春から夏にかけての販売落ち込みが響き、売上高は11・3%減、純利益は6・7%減となる見込み。ダイハツ工業、日野自動車を含むグループの世界販売計画は従来の942万台から31万台上積みし、973万台とした。

 オンライン会見した近健太最高財務責任者(CFO)は、原価低減や生産活動の改善を徹底したと強調し「当たり前のことを一生懸命がんばった成果だ」と説明した。