日産陣営のGT500ラインアップ。(上段左から)平峰、千代、松田、佐々木。(下段左から)バゲット、高星、クインタレッリ、平手(日産提供)
日産陣営のGT500ラインアップ。(上段左から)平峰、千代、松田、佐々木。(下段左から)バゲット、高星、クインタレッリ、平手(日産提供)
 日産自動車とレース関連子会社「日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)」は27日、今季のスーパーGT(SGT)を戦うチーム体制を発表した。インパルが27年ぶりにタイトルを獲得したGT500クラスは、昨季と変わらず「日産Z」の4台体制で、ラインアップも全チーム継続。GT300クラスも2チームに3台の「GT―RニスモGT3」を供給する。また、開発中だった「Z GT4」を、スーパー耐久シリーズなどに供給することも明かした。

 トヨタ、ホンダに続いて、日産がGT500クラスの体制を明らかにした。チーム&ラインアップともに昨季から継続。新型車だった「Z」が6戦3勝を挙げた昨季の勢いを、そのまま今年にも持ち込む考えだ。

 昨年、27年ぶりに王者を獲得したインパルは、監督代行だった星野一樹さんが監督に昇格し、監督だった父の一義さんは総監督になった。一樹新監督は「やることは何も変わらないが、監督としてより責任感を持ち、昨年の自分たちを超えるチャレンジを力の限り、全身全霊で頑張っていく」と自身のツイッターで意気込んだ。

 24日には鈴鹿サーキット(三重県)で行われたタイヤメーカー主催のプライベートテストで、ゼッケン1をつけたインパルZを初公開。挑戦者の気持ちを忘れず、連覇への強い決意を見せた。

 陣営のエースとなるニスモのロニー・クインタレッリも「今年こそ僕自身の5度目のタイトルと、チームメート(松田次生)の最多勝更新をチームを挙げて頑張りたい」とツイッターに投稿。2015年以来遠ざかっているシリーズ王者へ挑む。

 また、GT300クラスは、公式カスタマーのゲイナー(2台)とKONDOへ、GT―Rの供給を発表。ラインアップも基本的に継続ながら、昨季は藤波清斗が所属したKONDOの1席が未定になっている。

 NMCの片桐隆夫最高経営責任者(CEO)は「昨年GT500のシリーズ優勝と2位を獲得したZは、日産のチャレンジ精神とわくわく感の象徴。昨季GT300を制したGT―Rとともに、しっかりサポートしていきたい」。2年連続の両クラス制覇に向け、バックアップ体制を固める覚悟だ。