トップ・タイムはチェカ〜BS&スズキが契約発表
セパン合同テストがスタート
セパンでレギュラー復活へ向けて始動したノリック(カメラ=遠藤智)
セパンでレギュラー復活へ向けて始動したノリック(カメラ=遠藤智)
 ヤマハとスズキのロードレース世界選手権(WGP)合同テストは28日、マレーシアのセパン・サーキットでスタート、ノリックこと阿部典史(ヤマハ)が2年ぶりのフル参戦に向けて気合の入った走りを披露した。熱帯の暑さに体を慣らすために3日前にマレーシア入りするなど、やる気満々のノリックはこの日も元気いっぱい。4ストロークの「YZR−M1」でセパンを走るのは今回が初めてとなるだけに、ルーキーのような初々しさを漂わせてコースインした。しかし、徐々にペースを上げ、本格的な走行に入ろうとした矢先にスコールに見舞われ、ドライではわずか22周のみにとどまり、結局、2分09秒30の3番手。それでも夕方にはウエットで18周をこなすなど、04年のフル参戦へ向けて精力的な走りを展開した。

 シート決定は、ホンダへの移籍が予定されているA・バロスとメーン・スポンサーのタバコ会社「アルタディス」との契約解消待ちの状況。決着は年を越しそうな気配だが、すべてがクリアになればのGOサインが出るのは確実。状況まだ中途半端だが、気持ちは前向きで、フル参戦への準備を着々と進めている。

 トップ・タイムはC・チェカ(ヤマハ)が2分05秒03。J・ホプキンス(スズキ)が2番手で続いた。スズキとブリヂストン(BS)はこの日、MotoGPクラスでパートナーシップを結んだことを正式発表。早速、初テストに臨んだホプキンスは26周をこなし、手応えを得た様子だったが、これからというときに雨に見舞われ、走行不足には不満そうだった。

 ▽阿部典史
 今日はテスト・メニューがいくつかあって、そのためのセッティングを決めている時に雨になった。思い切り走るのは明日以降ですね。

 ▽J・ホプキンス
 すぐにBSのフィーリングに慣れることができた。さあ、これからと思ったときに雨だったからなぁ。