WGP開幕戦 カタールGP ロードレース世界選手権 フリー走行 27日
フリー総合首位の鳥羽。2年ぶりカタール制覇へ絶好のスタートを切る
フリー総合首位の鳥羽。2年ぶりカタール制覇へ絶好のスタートを切る
【ロサイルサーキット(カタール) ペン&カメラ=遠藤智】

 モト3クラスを戦うCIPの鳥羽海渡(20)=KTM=が、フリー走行総合トップタイムを記録し、最高のスタートを切った。2019年に初優勝した験のいいロサイルで2年ぶり、自身2勝目を狙う。テック3の佐々木歩夢(20)=同=は総合13番手。一方、モト2デビュー戦となるホンダチームアジアの小椋藍(20)は、転倒の影響もあって25番手だった。

 公式テストで上り調子をアピールした鳥羽が、自己ベストを更新する快走でフリー総合最速をマーク。「久しぶりのトップタイム。気分はいいけど気は抜けない。しっかり走って、いいグリッドから決勝に挑めるようにしたい」と意気込んだ。

 初日のフリー2回目、ペースのいい集団からうまく抜け出したのが好タイムにつながった。セッションでのトップは、昨季フランスGPの予選Q1以来。フリー走行では2019年のマレーシアGP以来、2年ぶりだ。

 今季フランスのチームCIPに移籍した。これまで何人もの日本人選手とともに戦ってきたアラン・ブロネック監督が、鳥羽の才能を買い、オファー。「カイトは速いライダーだ」と期待をかける。鳥羽は「ロングランのペースも、バイクの感触もいい」と手応えバッチリの様子。19年カタールGP以来、2年ぶりの優勝に向け、ひた走る。