トークショ−に集まったファンと記念撮影する小椋(最前列左から3人目)(遠藤智撮影)
トークショ−に集まったファンと記念撮影する小椋(最前列左から3人目)(遠藤智撮影)
 ロードレース世界選手権(WGP)のモト2クラスを戦う小椋藍(22)が20、21日、関東地方の計5カ所で、契約するアライヘルメット主催のサイン会&トークショーに参加した。今季はスペインの「MTヘルメット・MSI」に移籍したものの、昨年6月にレプリカヘルメットも発売されたアライをかぶり続ける。クラス4年目を新天地で迎え、もちろん狙うはチャンピオン。「このオフは良いトレーニングができたし、準備は万端」と言い切った。(遠藤智)

昨年6月にレプリカヘルメット発売

売れ行き好調というレプリカヘルメットにサインを入れる(遠藤智撮影) <br />
売れ行き好調というレプリカヘルメットにサインを入れる(遠藤智撮影)
 小椋は2日間で東京都、埼玉県、神奈川県の大型バイク用品店5店舗を回り、駆け足のファンサービスに奔走した。サーキット以外でアライヘルメットのサイン会に挑むのは初めて。両日とも雨というあいにくの天気だったが、遠くは青森県から、計300人超のファンが集まり、その多くは昨年6月に発売された「小椋藍レプリカヘルメット」を手にしていた。

 ファンの熱気に触れた小椋も満面の笑み。「レプリカヘルメットが発売されるのは、ライダーとして夢の一つ。発売されたことも、こうして多くのファンの方が購入してバイクに乗る時にかぶってくれているのも、うれしい」。トークショーではストレートなコメントも多く、ファンを喜ばせた。

アライ継続「替えようと思っていない」

トークショーでは率直な物言いでファンを沸かせた(遠藤智撮影)
トークショーでは率直な物言いでファンを沸かせた(遠藤智撮影)
 今季の所属チームはヘルメットのライバルメーカーがメインスポンサーだが、アライを継続。「両方のメーカーにわがままを言って実現した。アライヘルメットは若いころにアルバイトさせてもらったり、本当にお世話になった会社。レースを続ける中で、替えようと思っていない唯一の物」と絶大な信頼を明かした。

 今季はモト2のオフィシャルタイヤがダンロップからピレリに変わる。移籍により、マシンも11年連続コンストラクターズタイトルを獲得しているカレックスからボスコスクロにチェンジ。まさに初物ずくめだが、「クラス4年目のシーズン。もう『ニューチャレンジ』というほどのことではないし、結果が求められるだけ」と自然体だ。

 2022年は最終戦まで王者争いを繰り広げてランキング2位。昨年は開幕前のけがの影響もあって同9位に沈んだ。26日の誕生日を日本で迎え、2月上旬に渡欧。悲願の王座獲得を目指すシーズンへ、新天地で準備を進める。