大治郎は今ひとつ〜ヘイデンが初転倒
HRCバレンシア・テスト最終日
タイム的には今ひとつだったが、まずは順調なスタートを切った大治郎(カメラ=遠藤智)
タイム的には今ひとつだったが、まずは順調なスタートを切った大治郎(カメラ=遠藤智)
 ホンダ・レーシング・コーポレーション(HRC)のロードレース世界選手権(WGP)MotoGPテストは3日、スペインのバレンシア・サーキットで最終日を行い、宇川徹が1分33秒76のトップ・タイムをマークした。ホンダ・ポンスに移籍した宇川はこの日、気温14度前後と肌寒いコンディションの中でミシュランのタイヤ・テストをメーン・メニューに精力的に104周もの走り込みを実施。自己ベストを約0秒4短縮する好パフォーマンスを披露した。

 一方、加藤大治郎は2日目もエンジン・テストを中心にプログラムを消化。50周でベストも1分34秒54と、思うようにタイムを伸ばせなかったが、好調な滑り出しとなった初日も含め、ここでの成果を強調していた。また、ルーキーのN・ヘイデンは、「フロントからあっというまに転んだ」と、冷えた路面に足をとられてMotoGP初転倒。ベストも1分35秒50にとどまった。

 バレンシアでのテストはこの日で終了。テストはこの後、9日からスペイン・ヘレスに舞台を移して行われる。

 ▽宇川徹
 前後15本のタイヤをテストした。初日に出来なかった分もあるので、今日は休みなく走りましたよ。チームもスタッフも、何もかもが変わった。チームメートもビアッジになる。みんなにワークスからサテライトになってどう? と聞かれるけど、何も変わらない。まったく同じ条件だし、勝てる態勢にあるよ。

 ▽加藤大治郎
 周回数もタイムも稼げなかったけど、内容のあるテストだった。次のヘレスが楽しみだよ。